深夜アニメと原作
深夜アニメとは、夕方や土日の朝などに放送している子供向けアニメに対し、文字通り日付の変わる時間帯以降に放送するアニメを指します。
その内容の多くは美少女系ですが、中には女性向けや、残虐なシーンなどの問題から子供の目に触れる時間帯には放送できない作品などもあります。
最近は日中よりも、この深夜帯の方がアニメ全体の放送数は圧倒的に多く、いわゆる U 局と呼ばれる地方局での展開が多くなっています。
現在のアニメ作品はオリジナルではなく、コミックやゲームなどを原作とするものがほとんどです。
前者のヒット作としては「けいおん!」など、後者としては「CLANNAD」といった作品があります。
また最近は「ライトノベル」と呼ばれる小説原作の作品が増えており、これらの中の人気作としては「化物語」「とある科学の禁書目録」そして「涼宮ハルヒ」シリーズなどがあります。
深夜アニメのメディアミックス展開
コミックや小説などからアニメ化される作品…最近の人気作は放送が終了しても、続編が制作されたりゲーム化されるなど、メディアミックス展開されることが多くなっています。
特に増えているのが OVA/OAD (Original Video Animation/Original Animation DVD) と呼ばれる、テレビ放送されない DVD/Blu-ray 販売のみのオリジナル作品です。
中には劇場版として映画化される作品も登場し「空の境界」「文学少女」などが生まれています。
アニメのこれから
現在注目したいのが、音楽不況と言われる中でもヒットを飛ばし、CD 売り上げランキングの上位に食い込むアニメ主題歌。
これらは元々アニメ用に書き下ろされた曲の場合もありますが、最近では Chara、ORANGE RANGE、the brilliant green といった大物アーティストが音楽を提供することも増え、主題歌の枠は広がっています。
また、アニメ自体も「DEATH NOTE」「ハチミツとクローバー」「君に届け」などはアニメを経て実写化され、ファン層を広げました。
さらに、PC 誌「週刊アスキー」の中吊り広告と表紙を「俺の妹がこんなに可愛いはずがない」が飾ったり、ファミレスが舞台の「WORKING!!」とロイヤルホストのタイアップ、ローソンにおける前出の「けいおん!!」のキャンペーンなど、もはやアニメーションは一部マニアのものではなく、広く認知される存在となりつつあります。