
はじめまして!このブログは「出産と里帰りに関するあらゆる悩みを解決に導く」ことをコンセプトにしています
- 里帰り出産
- 里帰りしない出産
- 産んでから里帰り
について一人目を産んでから里帰り出産・二人目を実体験も含め、多くまとめています。
- 妊娠したけど出産のことを考えると漠然とした不安を感じる
- 里帰りについて考えるけど情報量が多く混乱している
- 里帰りするかしないか迷っている
- 結局どうすればいいの?
など、不安や悩みはつきませんよね。
この記事では
- 里帰りするかしないかに関する診断テスト
- 里帰り・産んでから里帰り・里帰りしない出産それぞれのメリットデメリット比較
- 里帰り出産するかしないか悩んだ時に考えたい6つの項目
についてお話しながら、あなたの悩みを解決に導くお手伝いをさせていただきます。
里帰り出産するかしないか診断
里帰り出産するかしないか悩みますよね。
まずは簡易的なチェックリストを作成しましたのでみていきましょう。



自分たちにはどれが最適かを知るには「それぞれのメリット・デメリット」を知ることが大切です



家族の形によってメリット・デメリットの比重は変わってきます
自分たちにあったものを選びましょう
里帰り出産するかしないか:それぞれの比較
以下では
- 里帰り出産
- 里帰りしない出産
- 産んでから里帰り
の、それぞれのメリット・デメリットについてまとめました!
里帰り出産 | 産んでから里帰り | 里帰りしない出産 | |
---|---|---|---|
妊娠中・ 出産時の安全 | 比較的安全 | 比較的安全 | 里帰り出産には劣る |
産前産後の 長距離移動 | 負担大きい | 負担大きい | 心配なし |
転院手続き | ある | なし | なし |
立ち合いが出来るか | 難しいことが多い | しやすい | しやすい |
産後の書類手続き | 場合によっては 手間がかかる | 場合によっては 手間がかかる | 比較的スムーズ |
産後の家事などによる 母体の身体的負担 | 少ない | 少ない | とても大きい |
上の子のお世話について | 比較的楽 | 比較的楽 | 保育園次第 |
夫の負担 | 軽い | 軽い | 大きい |
その他特徴 | 里帰り先の環境に 大きく左右される | 里帰り先の環境に 大きく左右される | 疲労・孤独感を 強く受ける |
詳細へのリンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
里帰り出産するかしないか悩んだら!考えたい項目6つ


つぎに、上の表での項目について一つずつ解説していきます。



これらの項目は、1つ1つが人によって考え方や状況が分かれるところです



ご夫婦でじっくり読んでお考えください◎
その1:出産時の安全について
まず一番優先順位が高いのが「命に直接関わること」です。
産前の安全管理や、産気づいた時に迅速に対応できる環境にいることを第一に考えましょう。
- 産気づいてから産院に到着するまでの時間はどれだけかかるか
里帰りする・しない場合それぞれおいてドアtoドアで時間にどれだけ差がでるか - 長距離移動を必要とする里帰り出産を希望している場合、切迫早産の問題はないか
- 緊急事態が起きた場合、総合病院は近くにあるか



もし「通い慣れた病院での出産の方が安全」「でも産後は里帰り先で過ごしたい」という場合は「産んでから里帰り」がオススメです。
その2:母体の身体的負担
次に母体の身体的負担についてお話していきます。
こちらは産前・産後どちらについても考えていく必要があります。
里帰りするかしないかで、差が大きく出るのは間違いなくこのポイントになります!
もしも
- 里帰り出産をするためのあらゆる条件をクリアしているにも関わらず
- 「里帰りしなくても私たちは大丈夫」と思っている
そんなご夫婦がいるなら産後の大変さについて知っていただきたいです。
また、下の記事は産後に無理をして立てなくなってしまった話をまとめています。



何度でも言いたい話ですが、大袈裟ではなく出産よりも痛かったです
特に大きな病気でもなく後陣痛の延長のものでしたが、波がある陣痛と違い後陣痛はずっと痛いが続きます。
あの痛みが「よくあること」として片付けられるだけで、出産は本当に怖いものだと思います。
そして、下の記事では「里帰りしない出産の場合、産後1ヶ月でどれだけ母体が戻るのか」についてまとめています。



産んでから里帰り・里帰りしない出産を経験しましたが、体の回復具合は全く違いました
出産した日から1ヶ月間つけていたインスタでの記録を元に記事を起こしています。
- 産後どれくらいでどのような行動をとることが出来るのか
- 里帰りしないで上の子の面倒をどれだけ見ることが出来るか
- 悪露(産後の出血)の治り具合や経過を知りたい
などが気になる方は是非ご覧ください。
また「里帰りしない出産は里帰り出産よりも負担がかかる」という書き方をしていますが、人によっては違うかもしれません。
産後の過ごし方において大切なのは「お母さんが一番体を休めることができる場所で過ごす」ことです。
「なぜ出産の際に里帰りをするのか」を紐解いていくと、行き着く先は「産後の母体をしっかり休められるから」という結論になります。
同時に「しっかり体を休めることが第一であり、それが里帰り出産とイコールで繋がらない場合は意味がない」とも言えるのです。
なので、里帰りするか・しないかの選択肢がある場合は
- なるべく寝たきりで過ごせる環境
- 家事をしないで過ごせる環境
- 赤ちゃんが頻繁に起きたりしないような静かな環境
- 最低限の清潔感が保たれている環境
これらが揃っている・もしくはより好ましい場所で過ごしましょう。
何度でも言いますが、大切なのは「お母さんが一番体を休めることができる場所で過ごすこと」です。
なるべく負担の少ない方を選びましょう。
- 産前産後それぞれにおいて「より身体的に負担が少ない」場所はどこか
(里帰りすることで逆に家事負担が増えることはないか、なども考える) - 自分(母)以外に家事が出来る人はいるか
より家事レベルが高い人がいるのはどちらか - 自分(母)が一人で赤ちゃんをみている時間がより短い方はどちらか
その3:母体の精神的安定について
これまでは身体的負担についてお話ししてきましたが、次に大切なのが「母体の精神的安定」についてです。
例えば、
- 里帰り先の家族との関係が良くない
- 夫と一緒に過ごした方が精神が安定する
- その他心配事があり里帰り先に行きたくないと思っている
このような場合には、いくら周りの人間が里帰りをすすめてきても、時間をおいてもう一度考えてみましょう。
また、夫といる時が一番安心できるという奥さんも多くいます。
産前産後はホルモンバランスが崩れることもあり、とても不安定な状態です。
奥さんが一番安心できる場所で出産・産後を過ごせる選択をしましょう。
- 夫に会えないことで極端に不安・寂しさを感じる
- 里帰り先の家族にどうしてもそりが合わない人がいる
その4:生活環境について
- ペットを飼っている・喫煙者がいるなど、自分や赤ちゃんにとって納得がいかないことがある
- 掃除が行き届いておらず衛生的ではない
- 近所・親戚付き合いが極端に濃く、産後体が休まらないと予想される
このような場合は衛生面はもちろん、のちのち精神面でも悪影響が出る可能性があります。
今後、毎日すごす場所になりますのでしっかりと押さえておきたいポイントになります。
- 検討している場所に納得がいかない問題はないか
たばこ・ペット・騒音など - 検討している場所に新生児が過ごせるだけの清潔感はあるか
- 検討している場所で親戚付き合いなどのストレスを受けないか
もしくは十分な配慮をしてもらえるか - 里帰りしない出産を検討している場合、妻が掃除をしなくても清潔を保てるか
その5:2人目出産(もしくはそれ以上)の場合は上の子の対応
二人目以降の出産で心配なのが「上の子どうしよう」ということですよね。
- お母さんが里帰りを希望しているが、上の子を連れていくのは難しい
- 夫の仕事が夜遅くまで勤務があり上の子の面倒を見ることが出来ない
などの場合、いずれにおいても悩みはつきません。
そんな時には
- 夫が育休をとって里帰りしない出産・上の子の面倒をみる
- 夫が時短・在宅勤務に切り替えるなどの処置をとって上の子の面倒をみる
- 妻が里帰り先に連れていく
必要であれば転校・転園の対応をする - 妻は里帰りし、夫が上の子を連れて自分の実家へ行く
のような対応になると思います。
上の子にとってどのような判断がいいか決めていきましょう
- 上の子はどのような希望をしているか
- 里帰りを検討している場合、里帰り先のお世話になる人からの了承は得られるか
- お世話になる人が日中いない場合、里帰り先の保育園(もしくは学校)へ通わせることは可能か
- 里帰りしない出産を検討している場合、夫は子の送迎・お世話が可能か
その6:夫の負担
最後に夫の負担についてお話します。
妊娠・出産・産後の育児において妻が大変なのはもっともです。
これらにおいてメインになるのは妻なので当然なのですが、今一度夫の負担について考えていきましょう。
こちらも
- 身体的負担
- 精神的負担
の双方について考えていきましょう。



妊娠・出産・育児において夫に求められることは以下の通りです
- 妻が妊娠中の家事
- お産の付き添い(仕事の時は対応できるか)
- 妻が入院中に使用する洗濯物の交換
- 出産に関する書類の作成
- 上の子の育児(食事作り・保育園の送迎・その他)
……etc.
もしこれらすべてにおいて不安要素があるのでしたら、里帰りしない出産の難易度は段違いにあがります。
特に産後の家事において夫がメインになります。
もし「里帰りしない出産を希望しているのに夫の家事スキルが低い」ことが心配な場合は、妻が妊娠中ならまだ間に合います。
少しずつ上げていくことが大切になります。
下の記事では「今まで全く家事がしたことがない!けど妻と里帰りしない出産をしたい」という旦那さんへ向けた記事になります。
また、下の記事では家事の負担を軽くするためにできることを紹介しています。
産後にメインで家事をする夫はもちろん、どうしても妻がしなくてはいけない場合にも極力負担がかからないような提案をしています。



次に、夫の精神的負担の話になります
「マタニティブルー・産後うつ」など、妊娠中から産後に欠けて妻の精神が不安定になることについてはよく知られるようになりました。
ですが「パタニティブルー」についてはまだまだ認知度が低い傾向にあります。
- 責任感が強く考え込みやすい
- 神経質な傾向が強く些細なことで悩みやすい
こういった傾向がある人にはパタニティブルーの対策をしっかりとる必要があります。
事前知識をしっかり入れることである程度の対策がとれますのでご安心ください。
また、パタニティブルーは「里帰りしたほうがいいか」「しない方がいいか」については個人差があります。
夫婦でしっかり考え、より良い方を検討しましょう。



夫婦で乗り越える方法はいくらでもあります
選択肢を知って二人で選びましょう



まずは妻の身の安全を第一に、次に夫婦の希望をすり合わせをします
基本的に夫は妻の意思を尊重しましょう
- 夫に家事・上の子の育児の面倒が見れるか
- 夫がパタニティブルーの知識を得た上で「里帰り出産が可能か」もしくは「里帰りしない出産が可能か」を考える
また、以下では我が家が里帰りしない出産を行った際の夫と上の子に絞ってまとめた記事になります。
- 里帰りしない出産の場合、夫がどこまでしてどう過ごしたか
- 上の子のお世話をどのようにしていたか
を知りたい方の参考になりましたら幸いです。
下の記事では里帰りしない出産における夫の役割についてまとめています。
- 里帰りしない出産において夫はどのようにすべきか
- 育休を取る必要があるのか
- 育休を取られない場合どのように行動すべきか
何時までに帰宅ができれば乗り切れるかの目安を知りたい
などが知りたい場合はご覧ください。
里帰り出産するかしないか:まとめ
この記事では
- 里帰りするかしないかに関する診断テスト
- 里帰り・産んでから里帰り・里帰りしない出産それぞれのメリットデメリット比較
- 里帰り出産するかしないか悩んだ時に考えたい6つの項目
についてお話していきました。