こんにちは!ばたひろの(@satomani_com)です
このブログは「里帰り出産に関する悩みを解決に導く」ことをコンセプトにしています
この記事では
- 里帰り出産を検討しているが小学生の上の子をどうしようか悩んでいる
- 同じ状況の人はどのような手段をとっているのか知りたい
- 学校を転校させる場合にはどのような手順になるか知りたい
などの悩みや疑問を解決するためにあらゆる提案をしています。
記事内で紹介しているリンクは、最後に全てまとめてあります
読み終えた後にあわせてご覧ください◎
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【里帰り出産】小学生の子はどうする?
基本的に「小学生のお子さんを連れての長期の里帰り出産」をされる方はレアケースです。
もしお母さん自身に特殊な持病もなく、なおかつ
- 本当は里帰り出産を望んでいないのに、実両親(もしくは義両親)に里帰り出産をせがまれている
- 本当は上の子をいつもの小学校に通わせてあげたい
とネガティブに感じているのであれば「里帰りしないで出産」も可能であることをご提案させていただきます。
「出産する時は里帰り出産以外の方法を知らなかった」という人がいましたら、手段の一つとしてご検討ください
もちろん、事情は各家庭によってさまざまです。
- 上の子の時の産後があまりにも大変でトラウマになっている
- 持病があってどうしても家族の世話にならないといけない
……etc.
など、どうしても里帰り出産をする必要がある人もいますよね。
そんな人のために、以下では
- 休ませるか・転校させるか
- 転校させるのであれば必要な手続きはどうなるか
についてまとめていきます。
【里帰り出産】小学生を休ませて連れていく
里帰り出産といえば、基本的に産前~産後にかけての2か月行うことが一般的です。
もし2か月間里帰りをすることを考えると、その期間ずっと学校を休ませるのは非現実的です。
- 学習に遅れが生じ、学校に戻った時に授業についていけなくなる
- 学校イベントに参加できない
- 休んだ期間が長いと元に戻るのが難しくなり不登校の可能性が高くなる
学校を連続して休ませるのは、長くても1週間程度と考えておきましょう
【里帰り出産】小学生を一時的に転校させる
- 里帰り出産をするために上の子も連れていきたい
- 長期を検討しているので転校手続きをしたい
という方のために、手続きの方法について調べました。
まず最初にお伝えしておきたいのが「里帰り出産のための転校」というのは、学校によって対応の仕方が異なる可能性があるということです。
なぜかというと「里帰り出産の期間だけ」という短期間の転校になりますので
- およそ2か月という短い期間だから学校同士で話の折り合いをつけ、なるべく手続きを簡単にしてくれる
- 正式な方法に基づいてしっかりと手続きを踏む
など、特例だからこそ学校によって対応が変わる可能性があります。
このブログでは「正式な手続きに基づく方法」を紹介しています。
難しい方を知っておいて、簡略化してもらえたらラッキーと思える心構えでいたいところです◎
妊娠中の手続きは大変ですよね。この記事ではなるべく負担が少ないよう、わかりやすく手順をまとめています!
全体像を知ると安心できますよ!一緒に手続きを済ませていきましょう◎
手順その1.まずは上の子の意思を聞く
まずは上の子の意思を聞いてみましょう。
上の子の個性にもよりますが、しっかりした子の場合は小学1年生だとしても会話だけできちんと伝わります。
ひとりひとり性格も違いますし、その子が大切にしたいもの、なにかに後悔するポイントも違います。
親子間できちんと話しておきたいポイントは
- 親は何を心配しているか
- 上の子の選択を尊重するために必要なことはなにか
になります。
親は何を心配しているかを伝える
親が心配なことは、主に防犯面や毎日の身支度・宿題や毎日の心のケアが出来るかなどですよね。
他にも「今日学校で何があったか」などの日常会話などもとても大切です。
- お母さんが家にいなくて寂しくないか
- 迷子になったり、怪しい人が現れたりなどの防犯面が心配
- なにかあったときにサポートやケアをしてあげられない
- ついていくと友達との関わりや環境の変化がある
など、まずはお母さんの中で「心配していること・気がかりなこと」をリストアップをしていきましょう。
上の子の選択を尊重するために必要なことはなにか
もしかしたら子供が「ついていかずに今の学校に通い続けたい」と言う時もあるでしょう。
それなのに無理やり・もしくは上の子の意見を聞かずに決めてしまうとわだかまりが出来てしまう可能性があります。
お母さんの勝手で僕が大変な目に合う!
なんて悲しいことを思わせたくないですよね。上の子だって親にとって大切な大切な存在ですし、愛を伝えたいところです。
そのためには「あなた(上の子)の気持ちを大切にするためにはこんなことを知っておかないと(出来ないと)いけない」という具体的な例も出してあげましょう。
たとえば「身支度がまだ一人で出来る年齢ではないから、一人で宿題をやりきるには難しい年齢だから一緒についてきてほしい」などです。
一人できちんと出来る場合は無理に連れていく必要はないでしょうし、出来ないようであれば「こういう理由があるからついてきて欲しい」という説得に繋がります。
上の子に「あなたのことを大切に思っている」「その上でこういう選択をしよう」ということをしっかり伝えましょう
もし上の子と話し合いがむずかしいと感じる場合には、わかりやすく話ができるように表にまとめました。
下の表を一緒にみながら(必要であればプリントアウトして)一緒に考えてみましょう。
里帰り先についていく場合 | 現在の場所に残る場合 | |
---|---|---|
おおきなイメージ | おかあさんといっしょにいられる がっこうからかえってきたらだれかいる | ともだちといっしょにいられる いつものがっこうにかよえる |
こまかいイメージ (おやはなにをしんぱいしているか) | てんこうするまえとあとで、なやまないか かんきょうのへんかにたいおうできるか | ぼうはんめんでのしんぱいがある なにかあったときにすぐにまもってあげられない じぶんのことはじぶんでがんばるひつようがある |
しっておいてほしいこと | てんこうするのであたらしいかんきょうになるけど、だいじょうぶ? もとのがっこうにもどるまでに、じかんがかかるけどいい? | しらないひとについていかない、などのぼうはんのちしきはある? いえでひとりでいるじかんが、ながくなるけどだいじょうぶ? しゅくだいやあしたのじゅんびは、ひとりでできる? |
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お母さんが読みやすいように漢字で書いてある表はこちら
里帰り先についていく場合 | 現在の場所に残る場合 | |
---|---|---|
大きなイメージ | お母さんと一緒にいられる 学校から帰ってきたら誰かいる | 友達と一緒にいられる いつもの学校に通える |
細かいイメージ (親はなにを心配しているか) | 転校する前と後で子が対処できるか 環境の変化で子がつまづかないか | 防犯面での心配がある 何かあった時にすぐに守ってあげられない 自分のことは自分でする必要がある |
確認したいこと | 転校するので新しい環境になるがいいか もとの学校に戻るまでに時間がかかるが | 知らない人についていかない、などの防犯の知識はあるかどうか 自宅で一人でいる時間が長くなるが大丈夫か 宿題や明日の準備などは自分で出来るか |
いろいろな視点から考え、相談し「上の子はおいていっても大丈夫」と結論が出たのであれば、きちんと考えておきたいのが「帰宅後のケア」についてです。
- 上の子が帰宅したか(無事か)を確認したい
- 今日学校でなにがあったか、などの会話をしたい
- 宿題についての「わからない」を助けたい
- どこになにがしまってあるか、などの「今その瞬間で解決したい」子供の疑問にこたえたい
など、離れていてもケアしてあげたいポイントはありますよね。
そんな人にオススメしたいのが「音声認識で繋がれるビデオ電話」です。
上の全てを叶えてくれる方法があります。
まさに里帰り出産をしながら上の子のケアもきちんと出来るお助け家電です◎
気になる方は下の記事もご覧ください◎
手順その2.転校手続きをする
親子間できちんとお話ができて「里帰り先に一緒に行く」と話がまとまった場合は「転校手続き」について進めていきましょう。
一時的な転校であることもあり、今回は公立小学校の転校手続きについてまとめています。
まずは一般的な転校手続きについてお話していきます
タップでひらき、読むことが出来ます◎
\タップで開くよ!/
公立小学校における一般的な転校手続きの仕方!全部で5STEP
まずは現在上の子が通っている小学校に転校の意思を伝えましょう。
ここで大切なのは「一時的な転校であり、里帰り出産が終わったら戻ってくる」ことをしっかり伝えることです。
正式な手続きをふむ場合、学校からは
- 在学証明書
- 教科書用図書給与証明書
を用意してもらえると思います。
次に引っ越し先の教育委員会に連絡をしましょう。
ここでは「通学指定校に直接連絡をいれるのではなく、教育委員会に連絡をする」ので間違えないようにしましょう。
通学指定校とは、地域ごとで決められている「ここに住んでいるならここに通ってね」という学校になります。
これは里帰り先の住所で決まります。
もちろん、希望する転校先の学校があるのであればこの時点で希望を伝えておくのもいいでしょう。
転校する学校がわかったら、転校する学校に連絡をして「この日に転校したいです」という日付を伝えましょう。
その後の手続きは「この日に間に合うように」進めていくことになります。
出産ギリギリになるとお母さんの体の負担も大きくなりますし、出産が早まってしまった場合に手間取ってしまいますので余裕のある日付設定にしましょう。
通学指定校に転校する日付が決まり、里帰り先へ移動が終わったら、次は「引っ越し先の役所に転入届を提出」しましょう。
この時、前の学校で受け取った「在学証明書」と「教科書用図書給与証明書」を提示してください。
その後、役所で「転入学通知書」を受け取ります。
「在学証明書」「教科書用図書給与証明書」「転入学通知書」が揃ったら通学指定校で転校手続きをしましょう。
以上で里帰り出産における上の子の転校で必要な手続きはおしまいです
お疲れ様です◎
手順その3.通学路を確認する
少し長くはなりましたが、これまでの話で「公立小学校における一般的な転校手続きの仕方」を知りました。
次に押さえておきたいのが「通学路」についてです。
里帰り先となるとお母さん自身が過去に通っていた学校に上の子が通うパターンもあるとは思います。
ですが「あの学校までの通学路なら安心」と思い込むのではなく、改めて確認しましょう。
- 道路などの整備が整い、過去の通学路よりも安全で見通しのよい新しい道が出来た
- ガードレールが劣化して歪みが多い→交通量や事故が増えた道の可能性がある
など、過去とは変わっている部分も多いものです。
もしお母さん自身が確認するのが難しいのであれば、おばあちゃんにお願いするのもいいでしょう。
この時「上の子の目線だとどのように見えるか」という視点で確認していきましょう
手順その3.帰宅後のケアをする
上の子が帰宅した時にはいつも通りケアをしましょう。
- 新しい学校はどうか
- 授業の進行に無理はないか
- 楽しいこと、辛いこと、悲しいことはあったか
などの会話をしましょう。
また、里帰り出産に上の子を連れていくとなるとお父さんと離れ離れになってしまいます。
大切な家族と顔をみない時間が長いと寂しいですよね。
帰宅後はお父さん(他にも家族がいる場合はお父さん以外の同居家族)との時間を作る工夫をしましょう。
【FAQ】小学生の上の子を連れて里帰り出産する時の悩み
これまでは「里帰り出産について上の子をどうするか決めたい」「転校が必要な場合の手続きの仕方」をメインにお話していきました。
これからは「転校する際・転校した後の具体的な心配内容と回答または提案」についてお話していきます。
- 転校すると教科書や制服を買う必要がありますか?
- 転校すると扶養手当などはどうなりますか?
- 転校することで子供に悪い影響がでないでしょうか
転校すると教科書や制服を買う必要がありますか?
基本的に短期間とわかっている転校において教科書や制服・体操服などを買う必要はありません。
今まで通っていた小学校のものを使う、もしくは転校先の学校から借りれることがほとんどです。
転校することで必要な用具で大幅な出費をする心配はありません。
転校すると扶養手当などはどうなりますか?
扶養手当については、支給している会社(多くの人は夫の会社など)に直接問い合わせるのが一番確実です。
ですが、多くの場合は里帰り期間中においても問題なく支給され続けることがほとんどです。
そして赤ちゃんが生まれたら家族が増えるということで人数分追加されて支給されることになります。
その場合には改めて手続きが必要になりますので、産後に必要な手続きとして覚えておきましょう。
転校することで子供に悪い影響がでないでしょうか
転校することで子供に悪い影響がでないというのはどうしても考えますよね。
これは親として子供のことを大切に考えている人だからこそ悩むポイントです。
- 普段と違う環境に連れていくことになる
- 自分(母親)の都合に子供を突き合わせてしまうという罪悪感
- もし里帰りでの転校がきっかけで元の学校に戻りにくくなったりいじめになってしまったらどうしよう
など、里帰りならではの悩みはどうしてもなくならないものです。
これに関して結論をいうと「転校が悪い方にいくよりも良い方に傾くことが多い」です。
実際にどうなるかは「やらないとわからない・多くの人はそうだけど上の子がどうなるかわからない」ではあるのですが、多くの子達によって良い経験となることが多いです。
- お母さんが赤ちゃんのために一生懸命お世話する姿を見られる
- おばあちゃんなどお世話をしてくれる人がいるので寂しい思いをしない
- 新しい土地での新しい経験・新しい友達が出来る
- もとの場所にいては出来なかった体験が出来る
(田舎なら虫かごを持ってカブトムシをとりにいく・都会であれば電車に乗って移動する、など) - 「特別な体験が出来た」という満足感
これらは誰にでも出来る経験ではないですし、上の子だけの特別な経験・思い出となるのです。
里帰り出産に上の子を連れていくとなるとどうしてもネガティブなイメージに繋がりやすいです。
ですが、上の子にとって最高の思い出をプレゼントできる最高の機会にもなり得るということも覚えておきたいポイントです。
以上が「里帰り出産における小学生の上の子の対応について」でした
当ブログ「さとまに」では里帰り出産に関する多くのことをまとめています。
などなど、きっとお役にたてると思いますので、ぜひあわせてご覧下さい◎
里帰り出産における小学生の上の子の対応についてまとめ
- 期間が1週間以上になるのであれば休ませるより転校の方が好ましい
- 転校において押さえておきたいポイントは「上の子の意思確認・転校手続き・通学路の確認・帰宅後のケア」
- 多くの場合、一時的な転校において教科書や制服を買う必要はない
- 転校すると扶養手当などは問題なく受け取れることがほとんど
- 転校することで子供に与える影響は良いものが多い傾向がある
\赤ちゃんを迎える準備できてる? /
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