こんにちは!ばたひろの(@satomani_com)です
このブログは「里帰り出産に関する悩みを解決に導く」ことをコンセプトにしています
里帰り出産をする時には心配がつきませんよね。
我が家も一人目出産時の里帰り先が移動距離100キロの場所にあったのでとても不安でした
この記事では当時調べたことと、最近の医療の情報・傾向から
- 近場の里帰りと比較した時の「遠方の里帰り出産の特徴」ってなに?
- 移動の際に気をつけることは?
- 遠方における里帰り出産の場合の期間の目安
- 遠方における里帰り出産のより安全で具体的なやり方
についてお話しています。
里帰りに関するまとめページも作っていますので、よろしければ後ほどご覧ください。
記事内で紹介しているリンクは、最後に全てまとめてあります
読み終えた後にあわせてご覧ください◎
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遠方における里帰り出産の期間の目安
同市内・同区内での移動であれば「困ったらすぐに戻ろう」と思えます。
ですが遠方だと移動が困難なこともあり「何かあったらすぐに頼れない」という不安もありますよね。
出来れば長くいたい……と思うのが遠方からの里帰りですよね
目安はあるのでしょうか
多くの人は「産前1ヶ月前から滞在し、産後の1か月検診の後に戻る」という選択をとっています。
ですが里帰りの期間に「正解」はありません。
人によっては産後2ヶ月、長い人では半年戻らなかったという人もいます。
居住地に戻る目安としては
- お母さんの体の戻り具合
- 赤ちゃんの授乳・睡眠のリズムが十分にとれるようになったか
を見ながら考えていきましょう。
里帰り先のご家族・待っている夫(上の子)・なにより奥さんと赤ちゃんの体調を第一に決めましょう
以下ではお母さんの体調の戻り具合を確認するリストを作りました。
居住地に戻るタイミングの目安にされてみてください◎
お母さん | 赤ちゃん |
---|---|
・悪露が止まったか ・立っている時に骨盤が不安定な感じはしないか ・後陣痛は収まったか ・1時間程度連続して立っていてしんどさを感じないか ・家事のリハビリなど、体を慣らし「もう大丈夫」と思えるほどになったら | ・しっかり授乳出来るようになり授乳と睡眠のリズムがつかめるようになったら ・その他不安要素がなくなったら |
ところで「遠方の里帰り出産における特徴」ってご存知ですか?
実は近場での里帰り出産とは違う特別な事情があるんです
遠方の里帰りでは、近場での里帰り出産と比較した場合
- 病院の引継ぎ手続き
- 移動費と移動時の注意点
- 書類の提出手続きの仕方と手間
に違いがあります。
遠方への里帰り出産を検討しているのであれば、どれも知っておくべき内容になっています。
以下ではそれぞれについて詳しくお話していきます。
遠方における里帰り出産の特徴
近場での里帰り出産と比較した場合、遠方の移動だと以下のようなことが考えられます
- 病院の引継ぎ手続きが必要になる
- 移動費がかかる
- 行きは妊娠中・戻るときは新生児を連れての移動になる
- (出産届けなどの)書類の提出手続きで二度手間が生じる可能性がある
近場と比べて遠方だと違うこともあるんだね
事前に知っておくと心構えが変わるね
上記3つの問題はいずれも解決できます
しっかり対策して安心できるようにしよう◎
以下ではこれらの問題を解決するための方法を一つずつ丁寧に解説してあります。
1.病院の引継ぎ手続きが必要になる
里帰り出産をする際には病院にもよりますが、多くの場合
- ~20週までに1回目の診察
- 32~34週までに2回目の診察
の2回診察を受ける必要があります。
2回目の診察時には荷物などを揃え里帰り済みだと思います。
ですが「~20週までに行う1回目の診察」では「診察のためだけに」移動をする必要があります
1回目の20週がいくら安定期に入った時期だとはいえ、何度も長時間の移動をするのは危険が付きまといます。
特に飛行機や新幹線・電車やバスを何回も乗り継ぐ場所だと妊婦さんにはリスクが高いです。
距離や移動手段についてはリスクやバランスを見極めながら検討したいところです。
2.病院の引継ぎのために移動費がかかる
転院手続きのために移動が必要になりますが、その際には移動費もかかります。
妊婦さん一人での移動は危険ですので、付き添いの人の分も合わせると大きな金額になることが予想されます。
移動費がかかる・かからないに関しては近場の里帰りとの大きな違いになります。
3.行きは妊娠中・戻るときは新生児を連れての移動になる
次に「里帰り出産の移動」についてです。
里帰り出産の場合、お母さんが出産のために移動することになるので
- 里帰り先に行く場合は妊婦の状態で
- 居住地に戻る時には新生児をつれて
の移動になります。
それぞれどちらも注意が必要です
特に遠方への里帰り出産の場合、車で何時間もかかる移動や飛行機や新幹線を乗り継いでの移動も考えられます。
それぞれの特徴をよく理解し、どのタイミングでどのように移動するかについてしっかり考えましょう。
4.書類の提出手続きで二度手間が生じる可能性がある
産後に必要な手続きのうち、役所に提出する書類には
- 出生届
- 乳児医療費助成
- 児童手当
- 未熟児療養医療給付金
があります。
このうちのほとんど全ては里帰り先の役所でも提出可能ですが、児童手当と乳幼児医療費助成の手続きは「居住地の市区村役場」でないとすることが出来ません。
そして、児童手当と乳幼児医療費助成には申請期限があります。
より詳しい内容は以下の記事にまとめてあります。
遠方における里帰り出産の特徴まとめは下の表のようになります
近場での里帰り出産の場合 (=里帰りしない出産) | 遠方の里帰り出産の場合 |
---|---|
転院手続きが必要ない | 転院手続きが必要になる |
書類の提出手続きが比較的簡単 | 書類の提出手続きで二度手間が生じる可能性がある |
移動に関する負担がない | 行きは妊娠中・戻るときは新生児を連れての移動になる |
ここまで読み進めてくると「複雑でわかりにくい!」と感じますよね。
ですが、安心してください。この記事では
- 遠方で里帰り出産をしたい!
- でも手続きが複雑になるのはいや!
- わかりやすく簡単にすませたい!
に応えるために「この通りに進めれば大丈夫!」という手順をまとめました。
この先にある「遠方における里帰り出産の具体的な手順」に書いてある通りに進めていけば問題なく終えられます◎
遠方における里帰り出産の具体的な手順
以下では、これまでのお話を全てまとめて
- 転院手続きの仕方
- 移動する際に気を付けること
- 書類の提出の仕方
などについて、わかりやすくまとめました。
そして
- どの書類を何枚コピーするか
- 誰がどこにどのように提出するといいか
など、細かい点についても具体的にお話していきます。
この手順通りにすれば簡単にできるようになっています。
わかりやすく手順通りにまとめてありますので安心してご覧ください◎
まずは里帰り先で希望の病院を見つけましょう。
病院選びのポイントはいくつかありますが、やはり「このポイントだけはしっかり押さえといた方がいい!」というのがあります。
後悔しないために病院選びはしっかりしたいところです
次に「検討している病院で里帰り出産が可能かどうか」を調べましょう。
こちらに関しては枠が既に埋まっているなど、その時々で変わることがあります。
ですので希望している病院に電話で問い合わせるのが一番確実です。
現段階で「移動が可能な体調であるか(切迫早産などの心配がないか)」の確認をしてもらう必要があります。
この時事前に
- 移動先はどこか
- どの移動手段を検討しているか
- 移動にどれくらいの時間がかかるか
- 付き添いの人はいるか
などを説明できるようにしておきましょう
- どの段階でどの薬をどれだけ飲むか
- その際の注意事項を聞く
移動の際は医師の指導にあった通りに服薬をしましょう
里帰りをした当日~2日以内を目安に紹介状を持って分娩予定の産院で診察を受けましょう
出産まで無理なくゆっくりと過ごしましょう。
原本のほかに出生届のコピーを3枚用意しましょう。
原本は役所に提出し、コピーは居住地で児童手当の申請をする際に使用します。
残りの1枚は予備として保管しましょう。
必要な書類を役所へ提出しましょう。
あらゆる書類のほとんどは「里帰り先の土地の役所」でも提出可能ですが、児童手当だけは里帰り後にお子様が過ごす居住地で申請しましょう。
児童手当の申請には「出生届のコピー」が必要になりますので忘れないように気をつけましょう。
また「出生届」「児童手当」など、どの書類においても記入者は父親および母親でないといけませんが、提出する人は関係が近い間柄であればどなたでも構いません。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
里帰り出産の計画の立て方まとめ
- 近場の里帰りと比較した時の「遠方の里帰り出産の特徴」ってなに?
- 移動の際に気をつけることは?
- 遠方における里帰り出産の場合の期間の目安
- 遠方における里帰り出産のより安全で具体的なやり方
次は「転院手続き」についてお話していきます◎
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